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子どもの頃から本が好きで、今も小説を読み続けています。中学生のときにやっていた「読書ノート」に倣い、読書の日記ブログをつけています。
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フォー・ユア・プレジャー[柴田よしき]
無認可保育園の園長兼私立探偵・花咲慎一郎。彼に持ち込まれた人探しは、やがてクスリがらみの危険な仕事に発展する。その上、最愛の女性・理紗が行方不明に…。次々に襲いかかる無理難題と戦う心優しいハードボイルド探偵に、明日はあるのか!?読み始めたら止まらない傑作シリーズ第2弾。
花咲慎一郎シリーズ第二作、フォー・ディア・ライフの続編です。

柴田よしきさんの作品は何冊か読んできて、毎回、心情表現始め文章のうまさが印象に残りますが、この作品もとてもリアリティを感じさせます。内容関係なく文章読んでいるだけで引き込まれていくのはすごい。

読んでいて感じたのは同時並行でいろいろなことが起きすぎて、登場人物の名前を覚えていられなくなってしまったこと・・・これは前作も感じたのですが、それがリアリティを持たせている面もあるしなあ・・・どっちがいいのでしょうか。

ラストはいい雰囲気で終わっていきます。読後感はいいですね。さて、ここからどう続いていくのでしょうか。
| さ行(柴田よしき) | 23:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
フォー・ディア・ライフ[柴田よしき]
新宿二丁目で夜に勤める女性たちのために24時間営業の保育園「にこにこ園」を開いている花咲慎一郎。資金不足の保育園を救うために探偵業も行っている。園の運営に加えて、家出娘の捜索、暴力団に追われる少年の捜索が重なりながらも、花咲慎一郎は全てをうまくいかせようとしゃにむに行動していく。

小説こちら葛飾区亀有公園前派出所で初めて読んだ花咲慎一郎シリーズの一作目です。長いですが、スッと読んでしまいました。やはり文章がうまく、引き込まれます。そして、花咲慎一郎、要領がいいわけでもなく、何か特殊な技能を持ってるわけでもないですが、それでもがむしゃらに行動する彼に好感が持て、応援したくなります。

同時並行で進む事件に途中ちょっと混乱したので「今どっちの捜索をやってるのかな」と整理しながら読む必要はありましたが、案の定、最後にはうまく接点が現れてきます。

にこにこ園、続くんですねえ。花咲慎一郎やにこにこ園がどうなっていくのか気になるところです。
| さ行(柴田よしき) | 14:59 | comments(2) | trackbacks(0) |
貴船菊の白 (新潮文庫)
京都を舞台に起こる事件、そしてその中で女性を中心に人々の心情の変化を描いた作品。「貴船菊の白」「銀の孔雀」「七月の喧騒」「送り火が消えるまで」「一夜飾りの町」「躑躅幻想」「幸せの方角」の7短編が収録されています。

やはり心情を描くのが非常にうまい。そして文章がきれい、丁寧なので京都らしい雰囲気が浮かび上がって来るかのよう。

細かくミステリ要素を混ぜているのが余計に感じていたが、最後の「幸せの方角」はミステリも心情もバッチリ決まっていた。
| さ行(柴田よしき) | 09:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
消える密室の殺人―猫探偵正太郎上京[柴田よしき]
ゆきの山荘の惨劇―猫探偵正太郎登場の続編。今回の正太郎は同居人とともに東京に向かいます。そこで起きる密室殺人・殺猫事件に猫探偵正太郎が挑む!

前作よりも正太郎、がんばってます。人間にヒントを出したりして活躍します。そして前作に引き続き正太郎と同居人ひとみとのやり取りは面白い。

殺人事件の解明自体は前作の方が意外性があったかなぁ〜。今回は分かりやすくヒントが書かれすぎてた。
| さ行(柴田よしき) | 09:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
ゆきの山荘の惨劇―猫探偵正太郎登場[柴田よしき]
まさかの猫視点。読み始めてまずそれに驚いた。猫探偵って言っても猫がアドバイスするとかそんな話だろうなと想像していたのだが・・・

正太郎と同居人桜川ひとみが友人の結婚式に招かれるところから話が始まる。しかし何故か結婚式が行われるのは山奥の山荘。どうやら何か事情があるあらしいのだが・・・

ちなみに同居人は天然な雰囲気。同居人を始めとして人間たちへの正太郎からの冷静なツッコミがなかなか笑える。

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| さ行(柴田よしき) | 01:37 | comments(2) | trackbacks(1) |
窓際の死神(アンクー)[柴田よしき]
Ankou(アンクー)
フランス・ブルターニュ地方に伝わる死神。アンクーを見ると自分または自分の愛する人が死ぬ、とされている。
「おむすびころりん」と「舌きりすずめ」の2短編、そして、その前後に「幕前」、「幕間」、「幕後」が収録されています。2つの短編は共に有名な昔話ですが、それを現代版にした話。そして、死神(アンクー)が出てきます。

話にあまりインパクトはありません。死神も地味です。(最近、伊坂幸太郎作「死神の精度」を読んだので、比べちゃってるってのもありますが・・・)

でも今日や明日を楽しんで生きたいと思わせてくれます。

回転木馬を読んだときも思いましたが、主人公の心情が上手に描かれている。スッと話に引き込まれる。次はもう少しミステリーっぽい作品も読んでみたい。
| さ行(柴田よしき) | 00:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
回転木馬[柴田よしき]
夫が失踪し、夫の事務所を継ぎ、探偵業を営む下澤唯の物語、観覧車の続編です。夫の失踪の謎がわかっていきます。

前半で早々に夫の失踪の謎は解かれます。そのあたりまで読み進め、前作から読んでいる自分としてはもっと唯の視点で話が進まないものかと不満でした。

ですが、後半は唯や言美が自分の心がどこにあるのか、自分はどうしたらいいのかを探っていく姿が丁寧に描かれます。本当に丁寧に描かれています。

まさにあとがきにも書いてある通り、ミステリーというより、人々の懸命に泳ぎ続ける人々の姿が作品の要でした。
| さ行(柴田よしき) | 12:05 | comments(2) | trackbacks(0) |
観覧車[柴田よしき]
夫が失踪し、夫の事務所を継ぎ、探偵業を営む下澤唯の物語。夫の失踪3年後から話は始まり、最後は夫の失踪から10年が経ちます。短編集で表題作「観覧車」を始め、7作収録されています。

しんみりとした雰囲気で話は進んでいきます。それぞれの事件そのものはあまり印象に残らず、その事件を通して夫を待ち続けている唯が何を感じるかというところが書かれているように思います。なので短編集なのですが、長編のよう。
好きなのに、全部は知りたくなかった。知らないでいる部分に、自分の知っている貴之ではない別の貴之が隠れていそうで、怖かったのだ。
この作品では夫の失踪の謎は解決されません。唯はどうなるのか。続編に期待。

続編はこちら↓
回転木馬
| さ行(柴田よしき) | 14:30 | comments(2) | trackbacks(0) |
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