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子どもの頃から本が好きで、今も小説を読み続けています。中学生のときにやっていた「読書ノート」に倣い、読書の日記ブログをつけています。
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検察側の罪人[雫井脩介]
東京地検のベテラン検事・最上毅と同じ刑事部に、教官時代の教え子、沖野啓一郎が配属されてきた。ある日、大田区で老夫婦刺殺事件が起きる。捜査に立ち会った最上は、一人の容疑者の名前に気づいた。すでに時効となった殺人事件の重要参考人と当時目されていた人物だった。男が今回の事件の犯人であるならば、最上は今度こそ法の裁きを受けさせると決意するが、沖野が捜査に疑問を持ちはじめるー。
検事が主役で話は進んでいくのですが、タイトルが「検察側の罪人」なので、罪人になるのだろうな、、と思いながら読み進めます。

案の定、話は冤罪へと動いていくのですが、、、

↓以下、ネタバレ
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| さ行(雫井脩介) | 03:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
銀色の絆[雫井脩介]
夫の浮気で離婚、娘の小織とともに名古屋へと転居し、無気力な日々を送っていた藤里梨津子だったが、フィギュアスケートの名コーチに小織の才能を見出され、娘を支えることに生きがいを感じ始める。スケートクラブ内の異様な慣習、元夫の会社が倒産したため途絶えた養育費、練習方針を巡るコーチとの軋轢ー人生のすべてを懸ける梨津子の思いに、小織はとまどいながらも成績を上げていき、やがて…。フィギュアスケートの世界を舞台に母と娘の絆を描く、著者渾身の長編小説。
冒頭、フィギュアをやめて大学に通い始めたと思われる小織がフィギュア時代を振り返る形で始まります。

小織はなぜ辞めたのだろう、どういう結果になるのだろうと気になりながら読み進めていきました。やはり、小織を応援する視点で読んでいたのですが・・・


結末は違いました。小織の話でもありますが、でも小織の話ではありませんでした。最後に「銀色の絆」というタイトルを見て、納得。元気をもらえる話です。

結末も良かったですが、中盤も場面場面で小織たちと一緒になって泣きそうになったりしました。さすが、素晴らしい表現力です。
| さ行(雫井脩介) | 10:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
犯罪小説家[雫井脩介]
新進作家、待居涼司の出世作『凍て鶴』に映画化の話が持ち上がった。監督・脚本に選ばれた奇才・小野川充は独自の理論を展開し、かつて世間を騒がせた自殺系サイト「落花の会」を主宰していた木ノ瀬蓮美の“伝説の死”を映画に絡めようとする。一方、小野川に依頼されて蓮美の“伝説の死”の謎に迫り始めたライターの今泉知里は、事件の裏に待居と似た男の存在があると気づき-。その企み、恐怖は予測不能。
「凍て鶴」の映画化をきっかけに過去の事件が明らかになっていくという内容。

何が事実か、誰が正しいのか、全く掴めず、不安で、でも読み進められずにはいられない。この作品自体が怖い映画を見ているかのようでした。

ラストは綺麗に纏まっていて好きです。
| さ行(雫井脩介) | 22:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
つばさものがたり[雫井脩介]
君川小麦は、26歳のパティシエール。東京での修行を終え、ケーキショップを開くため故郷の北伊豆に帰ってきた。小麦の兄・代二郎と義理の姉・道恵の間には、叶夢(かなむ)という6歳の息子がいる。叶夢には、レイモンドという天使の友達がいるらしい。ケーキショップ開店のため小麦が見つけた店舗物件に対し、叶夢は「ここ、はやらないよ」「レイモンドがそう言ってる」と口にし、小麦、代二郎夫妻を戸惑わせる。しかし、結果は叶夢の言うとおりに…。さらに、帰京した小麦には家族にも明かせない秘密があった。君川家の人々は様々な困難を乗り越えながら、ケーキショップの再起を目指す。
癒し系!!

雫井さんはいいなあ。

今回はちょっとファンタジーぽかったですが、いい感じにひき込まれました。小麦の一生懸命さ、叶夢のあどけなさにとても癒されます。

代二郎のステレオタイプな男気あふれる感じや「叶夢」という名前などちょっと突っ込みどころも多いですが、それでも要所要所で出てくる天使がいい雰囲気に浸らせてくれます。ラストはちょっと涙。
| さ行(雫井脩介) | 22:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
殺気![雫井脩介]
大学生のましろは、12歳のとき、何者かに拉致、監禁された経験があった。無事に保護されたが、犯人は不明のままだ。今、当時の記憶はない。というのも、ひどいPTSDを抱えたため、催眠療法を受け、その出来事を頭に封じ込めてしまったからだった。そのためか、ましろには特異な能力があった。防御本能が極端に強く、周囲の「殺気」を敏感に感じ取ってしまうのだ。ましろの不思議な力に興味を持ったタウン誌記者の次美は、彼女の過去を調べ始める。やがて、拉致・監禁の真相が明らかになるとき、新たに恐るべき事件が…。
全体的になんか中途半端だったかなあ・・・

最初から「能力」という言葉が度々でていたので、そっちの方に話が転がっていくかと思いきやそうでもなく、ましろの行動もイマイチ、一貫性がなくついていけなかったり・・・

店長や旧友たちとのやりとりは結構面白く読めたんですが、結局、入りきれなかったということかな。
| さ行(雫井脩介) | 23:36 | comments(0) | trackbacks(1) |
クローズド・ノート[雫井脩介]
大学生の香恵はある日、マンションの前の住人が忘れていった一冊のノートを見つける。そのノートは小学校教師・真野伊吹が書き綴った日記だった。香恵は伊吹の教師としての日々や恋愛の悩みが綴られる日記を読むことで励まされていく。

映画化されたClosed Noteの原作です。発売直後に読んだのですが、映画化されたのもあり棚から引っ張り出してきて再読してみました。

最初に読んだ時、雫井脩介さんはそれまでずっとミステリーで読んでいたのでどんな恋愛小説かと気になりました。読んでみて、確かにミステリー作家らしい展開も含まれているのですが、それは序盤で気付いてしまいました。それでもこの本は読んでみてよかった!ミステリーよりも香恵に引き込まれましたのが最高でした。

改めて読んでみて今回も相当引き込まれました。香恵の無垢な雰囲気がものすごく伝わってきて、一緒になって伊吹先生の日記に励まされたり、親友葉菜との関係を考えたり、石飛さんとのやりとりに一喜一憂したり・・

ラストは二度読んで二度とも泣かされました。すばらしい!気持ちのいい読後感が残ります。雫井脩介さんは心情をえがくのが上手ですね。最近新作が発売されたようなのでそれも気になります。

あ、あとこの小説を読むと万年筆がほしくなりますねえ・・・(^^;)
| さ行(雫井脩介) | 12:21 | comments(0) | trackbacks(1) |
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