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子どもの頃から本が好きで、今も小説を読み続けています。中学生のときにやっていた「読書ノート」に倣い、読書の日記ブログをつけています。
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凍える牙[乃南アサ]
深夜のファミリーレストランで突然男が燃え上がった。そして男の太股には獣の牙のあとが残っていた。いったいその男の身に何が起きたのか。捜査本部が立ち上がる中、さらに次の事件が起こる。東京で人が獣に咬み殺される、という普通では考えられないような事件。二つの事件は繋がっているのか────?

刑事音道貴子シリーズの第一作です。直木賞受賞作。

読み始めて、ディテールが丁寧に書き込まれていることに驚きました。映像が浮かんでくる。一連のストーリーとして頭の中に入ってくる。小説もこれぐらい詳細に書かれると、小説だと感じなくなる。と、いうのは少し大げさかもしれないけれども、でもそれぐらい素晴らしかった。感服。
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| な行(乃南アサ) | 10:51 | comments(2) | trackbacks(0) |
駆けこみ交番[乃南アサ]
ボクの町の続編です。

地域実務研修を終え、「等々力不動前交番」に勤務することになった高木聖大。交番に話に来る不眠症気味のおばあちゃん・文恵さんと仲良くするうちに文恵さんらおじいちゃんおばあちゃん7人で作る「クラブ」の存在を知る。老後の楽しみとして書道や料理を教えあっているそのクラブのメンバー「とどろきセブン」に気に入られた聖大は彼ら彼女らから地域の情報を得るようになる。「とどろきセブン」「サイコロ」「人生の放課後」「ワンワン詐欺」の短編4編が収録されています。

始まって早々、聖大が手柄を立てます。このあたり、「ボクの町」から読んでるとなんだかうれしいなあと思ってしまいます。そして、とどろきセブンと聖大の関係を見ていると微笑ましい気分になります。こんな町があったらいいなあ、と。まあそんなことを思いながら読み進めていくわけですが、「人生の放課後」で驚き。最後の文恵さんのセリフに「えっ、そうだったの!?」と、ただただ驚くばかりでした。

「ボクの町」の続編ながら、読み終えてみてとどろきセブンのための一冊だった印象です。今後聖大がどうなっていくのか、もっと続きが読んでみたいですね。
| な行(乃南アサ) | 00:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
ボクの町[乃南アサ]
彼女にふられ、彼女を見返すために警察官になった高木聖大、23歳。実習を終え、地域実務研修で交番勤務を始めるも、単純で短気で揉め事ばかり起こしてしまう毎日。小言の多い上司、自分勝手な市民に囲まれイライラがつのる日々の中、聖大は警察官を続けていくことはできるのか?

初、乃南アサさんの作品です。「駆けこみ交番」を書店で見かけ、面白そうだなと思って調べたところ、この作品の続編だそうで、こちらから読んでみる事にしました。

交番勤務の警察官の日々がすごくよく伝わってきます。喧嘩の仲裁に行くも怒鳴られたり、110番をして警察を試すような人がいたり、職質をかけるとイライラしたそぶりをする人がいたり。警察官に感謝する人もいるけど、警察官なんだから地域住民のために働いて当たり前というような人もいる。とにかく描写が細かいです。中でも最後の放火犯の話の緊迫感はすごい!迫力があり、圧倒されます。
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| な行(乃南アサ) | 00:53 | comments(2) | trackbacks(0) |
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