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子どもの頃から本が好きで、今も小説を読み続けています。中学生のときにやっていた「読書ノート」に倣い、読書の日記ブログをつけています。
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しずく[西加奈子]
「ランドセル」、「灰皿」、「木蓮」、「影」、「しずく」、「シャワーキャップ」の6編が収録された短編集です。

女性(と猫)のほんのちょっとした時間、ちょっとがんばってみようっていう瞬間を描いた作品、なんだと思います。「木蓮」「シャワーキャップ」あたりはそういうことを感じました。ですが、他の作品はあまり印象には残りませんでした。読み終わって、何となく不完全燃焼な気分です。うーん、しかし、何かを読み落としている気がしてなりません。もどかしい・・・。また、時間をおいて読んでみるのがいいかもしれません。

西加奈子さんの作品、何冊か読んだような気になっていましたが、まだこれが二冊目でした。「さくら」の印象が強すぎたかな。他にも何冊か読んでみます。
| な行(西加奈子) | 21:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
さくら[西加奈子]
ヒーローだった兄ちゃんは、二十歳四か月で死んだ。超美形の妹・美貴は、内に篭もった。母は肥満化し、酒に溺れた。僕も実家を離れ、東京の大学に入った。あとは、見つけてきたときに尻尾にピンク色の花びらをつけていたことから「サクラ」と名付けられた十二歳の老犬が一匹だけ。そんな一家の灯火が消えてしまいそうな、ある年の暮れのこと。僕は、実家に帰った。「年末、家に帰ります。おとうさん」。僕の手には、スーパーのチラシの裏に薄い鉛筆文字で書かれた家出した父からの手紙が握られていた―。
店頭で衝動買い。正解でした。久しぶりに小説読んで涙が出ました。人間とか恋とか、深く考えます。

前半は僕と兄妹のドタバタ劇でけっこう笑えます。思わず吹き出してしまうシーンもあります。しかし、後半は打って変わって読ませます。一気に読みきってしまいました。

最後のあとがき読んでも思ったんですが、きれいな文章を書く作家さんですね。と、思いきや「作家の読書道」のインタビューを見てイメージが変わりました。勢いのある人だ・・・次は「しずく」を読んでみたい。
| な行(西加奈子) | 14:01 | comments(2) | trackbacks(0) |
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