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子どもの頃から本が好きで、今も小説を読み続けています。中学生のときにやっていた「読書ノート」に倣い、読書の日記ブログをつけています。
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ブラバン![津原泰水]
一九八〇年、吹奏楽部に入った僕は、管楽器の群れの中でコントラバスを弾きはじめた。ともに曲をつくり上げる喜びを味わった。忘れられない男女がそこにいた。高校を卒業し、それぞれの道を歩んでゆくうち、いつしか四半世紀が経過していたー。ある日、再結成の話が持ち上がる。かつての仲間たちから、何人が集まってくれるのだろうか。ほろ苦く温かく奏でられる、永遠の青春組曲。
青春小説のはずなんだけど、語り手がおっさんなので、爽やかさに欠ける・・・

そして、何だか難しい文体。これはこういう難しく書きたがる作家さんということかな?
| た行(その他) | 15:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
南の子供が夜いくところ[恒川光太郎]
「今年で120歳」というおねえさんと出逢ったタカシは、彼女に連れられ、遠く離れた南の島で暮らすことになる。多様な声と土地の呪力にみちびかれた、めくるめく魔術的世界。
「南の子供が夜いくところ」、「紫焔樹の島」、「十字路のピンクの廟」、「雲の眠る海」、「蛸漁師」、「まどろみのティユルさん」、「夜の果樹園」の7編です。

初作家さんです。ちょっとホラーなイメージがあり、怖そうで敬遠していましたが、挑戦。この作品はホラーというよりファンタジーでしょうか。

少しずつ繋がった7編で、全編通じて幻想的な雰囲気です。何だったのかよく分からない話もありましたが、「まどろみのティユルさん」は好きでした。そして『子供』タケシは少しずつ大人になっている気がして良かったですね。
| た行(その他) | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
トッカン 特別国税徴収官[高殿円]
税金滞納者から問答無用で取り立てを行なう、みんなの嫌われ者ー徴収官。そのなかでも、特に悪質な事案を担当するのが特別国税徴収官(略してトッカン)だ。東京国税局京橋地区税務署に所属する、言いたいことを言えず、すぐに「ぐ」と詰まってしまう鈴宮深樹(通称ぐー子)は、冷血無比なトッカン・鏡雅愛の補佐として、今日も滞納者の取り立てに奔走中。納税を拒む資産家マダムの外車やシャネルのセーター、果ては高級ペットまでS(差し押さえ)したり、貧しい工場に取り立てに行ってすげなく追い返されたり、カフェの二重帳簿を暴くために潜入捜査をしたり、銀座の高級クラブのママと闘ったり。税金を払いたくても払えない者、払えるのに払わない者…鬼上司・鏡の下、ぐー子は、人間の生活と欲望に直結した、“税金”について学んでいく。仕事人たちに明日への希望を灯す、今一番熱い職業エンターテインメント。
新しい職業を知れる小説というのはついつい手にとってしまいます。

少し主人公が純粋すぎる気はしつつも、公務員という安定した立場で徴収に周るという難しい仕事、そして仕事を通して悩み、学んで行く姿は一緒になって悩まされました。
| た行(その他) | 00:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
天空の祝宴[堂場瞬一]
岩本空はフリークライマー。世界各地を転戦して大会に出場し、ヨセミテなどでフリークライミングに挑んでいた。しかし、クライミングの好敵手で、親友でもあった江藤が、ヨセミテの巨大一枚岩「ザ・ウォール」攻略中に転落死した!?以来、第一線から退き、義父の店でフリークライミングの教室を手伝う岩本のもとに、江藤の妻・夏海が突然訪ねて来る。一周忌を前に遺品を整理し始めたら、江藤の日記が見つかったというのだ。それには、今まで誰も成功していない「ザ・ウォール」の初見での登攀成功にかける熱い思いが書かれていた-。
題材はクライミング。あまり無いですね。
無謀と思えるクライミングに挑戦し、命を落とした友の謎を追う。

前半は緊張感あふれる展開だが、後半はクライミングシーンが続き過ぎて少しだれたかな。
| た行(その他) | 19:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
八朔の雪[高田郁]
神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。
大阪と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが・・・・・・。料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生!
料理小説はいいですねえ。おいしそうでおいしそうで堪りません。
とろとろ茶碗蒸し食べたいなあ・・・

主人公の性格といい、脇役の行動といい、ある意味、展開が読みやすい雰囲気の小説で、でもだからこそどんなおいしい料理でこの逆境を覆してくれるんだろうと楽しみになりました。

「本当においしいものを食べたときには何も話せない」というのは納得。
| た行(その他) | 00:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
モノクロームの13手[柄刀一]
加門耕次郎が気がつくと、見たこともない異様な世界にいた。荒れ果てた大地、濁った空、そして大地に描かれたマス目に配置された人々─。たくさんの人々が倒れている中、目覚めているのは4人だけ。生者の上空には白い丸が、死者の上空には黒い丸が浮かんでいた。どうやら、この世界はオセロゲームのルールに則って生死が決定されるらしい。圧倒的に不利な状況の中、神の手に対抗し、より多くの人々を甦らせる逆転の手はあるのか?一手ごとに緊張感が高まる中、加門たちの運命は。
初作家さんです。発想は面白いですね!

久々にオセロを真剣に考えました。

しかしあまりドキドキ感はなかったかなあ。
| た行(その他) | 04:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
うさぎパン[瀧羽麻子]
謎のタイトルに謎の表紙。目次はパンの絵が並んでます。

高校生のゆうこを中心に、義母のミドリさん、家庭教師の美和ちゃん、パン仲間の富田くんたちとの話が描かれます。

表紙の雰囲気から感じられるようにほっこり心あたたまる話です。不思議な出来事がたくさん盛り込まれていますが、ゆうこの心情がしっかり描かれているのでそんなに不自然な感じはしません。
あ、そういえば、読んでいて梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ」を思い出しました。

そして、パンが非常においしそうでしてね。ちょっとパン屋めぐりがしたくなりました。
| た行(その他) | 20:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
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