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子どもの頃から本が好きで、今も小説を読み続けています。中学生のときにやっていた「読書ノート」に倣い、読書の日記ブログをつけています。
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背表紙は歌う[大崎梢]
作り手と売り場、そのふたつを結ぶために。出版社の新人営業マン・井辻智紀は今日も注文書を小脇に抱え、書店から書店へと飛び回っている。しかし取次会社の社員には辛辣な言葉を投げかけられ、作家が直々に足を運ぶ「書店まわり」直前にはトラブルを予感させる出来事が…。井辻くんの奮闘をあたたかな筆致で描いた、本と書店を愛する全ての人に捧げるミステリ短編集第二弾!
平台がおまちかね」の続編。

「ビターな挑戦者」、「新刊ナイト」、「背表紙は歌う」、「君とぼくの待機会」、「プロモーション・クイズ」の5編収録。

今作は出版社だけではなく、取次も出てきます。作家さんの書店めぐりもあって、より深く出版業界を楽しめます。

謎解きは全般的にあっさりですが、暖かい雰囲気が楽しい作品です。
| あ行(大崎梢) | 22:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
かがみのもり[大崎梢]
お騒がせコンビの中学生男子が持ち込んだのは、金色に輝くお宮の写真。トラブルが始まったのは、それがきっかけだった…。片野厚介は新任の中学教授。教え子の笹井と勝又が、立ち入りが禁止されている神社の裏山で、美しい奥宮をみつけたと言ってきた。その在処をめぐって接触してくる、怪しい組織と、謎の美少女中学生。降りかかるピンチの連続に、三人は、幻のお宝を守れるのか。
子供向け作品かな。分かりやすく書かれていたように思います。でもそんな表現ほどストレートな話では終わりませんでしたね。

子供のときに読んでいたら、読書が好きになりそうな本です。
| あ行(大崎梢) | 11:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
スノーフレーク[大崎梢]
「溶けない雪の欠片を見にいこう」その約束を果たせないまま、死んでしまった幼なじみ・速人。六年後、高校卒業を控えた真乃は、彼とよく似た青年を見かける。ほんとうは生きているのかもしれない。かすかな希望を胸に、速人の死にまつわる事件を調べ始めた真乃だったが─!?函館の街を舞台に描いた青春ミステリー。
タイトルや紹介文から静かな雰囲気を予想し、実際その通りでした。自然な文体でぐいぐい引き込まれていきます。

真乃の前向きな雰囲気は好きなのですが、後半の展開が少しついていけなかったかなあ。ファンタジーっぽくいくのか、現実的な流れで進むのか、どちらか分からず、もやもやしながら読んでいました・・・でも文章は好きで、一気に読まされました。
| あ行(大崎梢) | 00:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
平台がおまちかね[大崎梢]
成風堂書店事件メモシリーズの大崎梢さんが書店を舞台に書く新シリーズ。

こちらは書店員さんではなく、出版社営業の井辻くんが主人公です。短編集で「平台がおまちかね」、「マドンナの憂鬱な棚」、「贈呈式で会いましょう」、「絵本の神さま」、「ときめきのポップスター」の5編収録です。

さすが元書店員さんだけあってどれも詳しく書かれています。表紙に書かれた「編集以外の出版社の仕事、知っていますか?」という文句が絶妙です。営業という仕事があることは何となく知っていましたが、どういうことをやっているのかこの本を読んで初めて知りました。途中の井辻くんの日記に書かれていた
ふつうのセールスとちがい、本は返すことができる。無理やり注文だけ取っても、そのまま利益には結びつかない。返本されればおしまいだ。なので、何をどうすすめるのか、考えるためにも書店員さんとのやりとりは不可欠なんだと思う。
という記述は営業の人の真剣さが伝わってきます。

内容はというと、成風堂書店事件メモシリーズの雰囲気そのままに、ちょっとミステリ、そしてほのぼの系です。5編すべて満足。営業をいろいろな面から知りつつ、楽しめました。「ときめきのポップスター」のポプコン、どこかで実際に開かれてないかなあ。

↓続編はこちら
背表紙は歌う
| あ行(大崎梢) | 21:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
片耳うさぎ[大崎梢]
配達あかずきんなど成風堂書店事件メモシリーズの大崎梢さんの初、シリーズ外の作品です。

小学6年生の蔵波奈都は父の実家に引っ越してきたものの、古く大きな屋敷を怖がっていた。そしてある日、父も母も用事で家に帰ってこられなくなり、奈都一人で数日間過ごさなくてはならなくなる。知り合いのつてで蔵波屋敷に興味があるという女子中学生・さゆりが一緒に過ごしてくれることになるが、その子はとんでもなく冒険心あふれる子だった・・・

成風堂シリーズと同じく、文章から滲み出てくる雰囲気がいいです。そもそも屋敷の作りを知らないので全体的に屋敷内で起きることを想像しにくかったですが、古い屋敷を探るというストーリー自体にはけっこうすぐに馴染み、のめり込みました。

中盤からミステリーになり、奈都とさゆりが屋敷の屋根裏を探検するのですが、そのワクワク感もよかった。屋根裏へ続く秘密の階段って何か隠されてそうでドキドキですよ。ただ、終盤、奈都の小6とは思えない大人びた行動にちょっと戸惑いは感じました。
| あ行(大崎梢) | 10:38 | comments(1) | trackbacks(0) |
サイン会はいかが?[大崎梢]
配達あかずきん晩夏に捧ぐに続く、成風堂書店を舞台にした書店ミステリ第三弾。今回も杏子と多絵が成風堂で起こるちょっとしたトラブルを解決していきます。「取り寄せトラップ」「君と語る永遠」「バイト金森くんの告白」「サイン会はいかが?」「ヤギさんの忘れもの」 の5編収録。

取り寄せ、付録、忘れものなど、どこの書店でもありそうなことを題材に書かれています。
と、いうことでやっぱり今作も書店を身近に感じられる一冊になってます。非常に読みやすいし、それぞれのキャラクターも馴染みやすいし。

好きなのは「君と語る永遠」。読み進めていくと「何故このタイトルなの?」と思い始めるのだけど、最後まで読んで納得。ちょっとホロリときました。

このシリーズ、続くのかなぁ?もっと読んでみたい!
| あ行(大崎梢) | 09:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
晩夏に捧ぐ[大崎梢]
配達あかずきんにつづく成風堂書店の話、二作目。タイトルに出張編とあるように、元同僚が働いている「まるう堂」で起きた幽霊騒動を解決するために杏子と多絵が信州に向かう。

昔から続くというまるう堂についての描写がとてもいい。前作に続き本屋が好きになる、まるう堂みたいな本屋を探してみたくなる!本屋で働きたくなる!

ただ、話が少し冗長に感じた。次作は短編集らしい。本屋のよさをさらに感じたいし、内容でも楽しみたい。

続編はこちら↓
サイン会はいかが?
| あ行(大崎梢) | 21:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
配達あかずきん[大崎梢]
店頭で「サイン会はいかが?」というタイトルを見て読みたくなった。どうやら「サイン会〜」が三作目らしいので一作目から読んでみることにした。

「あのじゅうさにーち いいよんさんわん ああさぶろうに」という近所に住む老人がリクエストした本を示すメモ。このメモを基にどの本が求められているのかを探すという「パンダは囁く」など書店員が謎を解いていく短編集。初の本格書店ミステリということらしい。

いい雰囲気の本でした。最初の二編は若干不自然な文章だなと感じたところがあったり、展開が大きくなりすぎて最後ついていけなかったりしたけど、後半三編はよかった。本当にこんな本屋ありそうだなと思えた。何より読んで和んだ。本屋行きたくなった。本屋で働きたくなった!「サイン会はいかが?」まであと二冊の続編が楽しみだ。

続編はこちら↓
晩夏に捧ぐ
サイン会はいかが?
| あ行(大崎梢) | 22:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
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