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子どもの頃から本が好きで、今も小説を読み続けています。中学生のときにやっていた「読書ノート」に倣い、読書の日記ブログをつけています。
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天国旅行[三浦しをん]
そこへ行けば、救われるのか。富士の樹海に現れた男の導き、死んだ彼女と暮らす若者の迷い、命懸けで結ばれた相手への遺言、前世を信じる女の黒い夢、一家心中で生き残った男の記憶…光と望みを探る七つの傑作短篇。
「森の奥」、「遺言」、「初盆の客」、「君は夜」、「炎」、「星くずドライブ」、「SINK」の7編です。

読み進めていると、ちょっと怖くて、でもドキドキしてやめられない感じです。

怖いまま終わってしまうものもあり、でも最後はちょっと前向きでした。

読み易くて、でも盛り上がって。いい作品です。
| ま行(三浦しをん) | 11:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
まほろ駅前番外地[三浦しをん]
まほろ駅前多田便利軒の続編です。
第135回直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』での愉快な奴らが帰ってきた。多田・行天の物語とともに、星、曽根田のばあちゃん、由良、岡老人の細君が主人公となるスピンアウトストーリーを収録。
「光る石」、「星良一の優雅な日常」、「思い出の銀幕」、「岡夫人は観察する」、「由良公は運が悪い」、「逃げる男」、「なごりの月」収録です。

番外地だけあり、脇役の面々が描かれる短編もあります。むしろそちらの方が楽しめた?特に「岡夫人は観察する」、「由良公は運が悪い」は良かったですね。いつも出てくる岡さんについて奥さんの視点から見てみるとまた違う見え方で面白い。

ラスト2編は次に繋がるような終わり方で・・・
| ま行(三浦しをん) | 01:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
まほろ駅前多田便利軒[三浦しをん]
まほろ市は東京のはずれに位置する都南西部最大の町。駅前で便利屋を営む多田啓介のもとに高校時代の同級生・行天春彦がころがりこんだ。ペットあずかりに塾の送迎、納屋の整理etc.―ありふれた依頼のはずがこのコンビにかかると何故かきな臭い状況に。多田・行天の魅力全開の第135回直木賞受賞作。
文庫化を機に再読。テンポよく進み、しかし行天の過去が少しミステリっぽくもあり、楽しく読ませながらもいろいろと考えさせられる小説。うむむ、すごいですよね…

↓続編はこちら
まほろ駅前番外地
| ま行(三浦しをん) | 01:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
仏果を得ず[三浦しをん]
文楽(ぶんらく)をテーマにした話です。最初に文楽という言葉が出てきたときは読めなかったです。。。ぶんがく?と読んでました。

前に見かけたときから「落語系かな?」と思っていて、落語娘を読んだ流れで手に取ったんですが全然違いましたね。三味線も人形遣いも出てきて、1/3ほど読んだところで文楽について調べてみました。

人形浄瑠璃のことだそうです。そして人形浄瑠璃というのは太夫、三味線、人形遣いの三者で成り立っているのですね。なるほど。

各話、文楽の題名がタイトルになっており、それぞれの主人公の思いを必死に自分なりに捕らえようとしている健大夫の姿が描かれます。健の太夫へのまっすぐな想いが心地よかったです。そして、健大夫と組まされることになった三味線の兎一郎もクールながら心優しい雰囲気で、特に砂大夫に教えを請う場面が一番。

人形遣い視点の話も読んでみたいなあー。
| ま行(三浦しをん) | 00:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
風が強く吹いている[三浦しをん]
とても素晴らしい本に出会いました。

ボロアパートの竹青荘に住む寛政大学の学生10人が、たった10人で箱根駅伝を目指すという話です。しかし、ほとんどのメンバーは長距離を走ったことはなく、その挑戦は無謀に見えたが・・・

走ることしかできず、走ることについて周囲と意見が食い違うとすぐにカッとなってしまう走(かける)を中心に話は展開していきます。走が皆とともに箱根駅伝を目指す中、ただ走りが早くなるだけではなく、人として成長していく様が描かれます。

しかし、走だけではなく、10人全員のキャラが立っています。箱根駅伝を目指そうと10人に声をかけたハイジの人心掌握ぶりにはほれぼれします。双子の無邪気さ、ムサや神童の真面目さなど、それぞれに魅力がありました。

練習シーンやレースのシーンはあまりありません。しかし、その分10人の心情に迫っているので、竹青荘の面々が練習やレースを乗り越えて成長していっているのだと伝わってきます。選手たちが走ることを通して自分のことを考え、周囲のことを考え、強くなっていく様を見て、自分も走ってみたくなります。

そして何よりも、竹青荘のランナー達の素直さは、読んでいて清々しい気持ちにさせてくれました。
| ま行(三浦しをん) | 21:26 | comments(2) | trackbacks(1) |
格闘する者に〇[三浦しをん]
これからどうやって生きていこう?マイペースに過ごす女子大生可南子にしのびよる苛酷な就職戦線。漫画大好き→漫画雑誌の編集者になれたら…。いざ、活動を始めてみると思いもよらぬ世間の荒波が次々と襲いかかってくる。連戦連敗、いまだ内定ゼロ。呑気な友人たち、ワケありの家族、年の離れた書道家との恋。格闘する青春の日々を妄想力全開で描く、才気あふれる小説デビュー作。
よかったです。可南子の独特の感覚、妄想の面白さにスッと引き込まれました。しかし、ユーモアばかりかと思いきや、面接シーンで持論を展開する可南子はかっこよかった。可南子が生きいきと描かれてます。ラストは親になった気分で可南子の就職活動を見守っちゃいます。

デビュー作だそうですが、うまいなあという印象。ユーモアとマジメなところとバランスよく組まれている気がしました。
| ま行(三浦しをん) | 11:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
月魚[三浦しをん]
古書店「無窮堂」を営む真志喜と同じく古本業に携わる瀬名垣の話。

まさしくタイトルから想像されるようなきれいな文章。読みやすかった。二人の悩みも伝わってきた。ただ、展開の起伏が激しく、もう少しゆったり物語に引き込まれたかった。
| ま行(三浦しをん) | 18:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
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